【井上翔太】今場所、綱とりをかけていた稀勢の里を5日目に破り、注目を浴びた千代大龍が、今度は横綱日馬富士を土俵の下まで押し倒した。
2日連続の結びを前に、師匠の九重親方(元横綱・千代の富士)からは「(日馬富士は)張ってくるぞ」と言われていた。だが、押し相撲が持ち味であることを忘れずに「前に出ます」と答えた。中途半端な立ち合いを見せた横綱に、宣言通り、なりふり構わず攻め込んだ。
今年の春場所に続く、日馬富士からの金星。しかも当たった後の引き技で勝った前回よりも、内容がいい。館内を舞う座布団が、何枚か自分の体にも当たったが「自分が勝って、この光景を見られるなんて、夢にも思わなかった」と、余韻に浸っていた。
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