|
プロ野球ソフトバンクは29日、右肩の故障から現役復帰を目指していた元エースの斉藤和巳リハビリ担当コーチ(35)が復帰を断念し、31日付で退団することを発表した。2011年シーズンから選手契約をせず、異例の形でリハビリを続けてきたが、今季中の選手復帰がかなわず、今月に入り本人が決断した。
斉藤さん会見の一問一答斉藤コーチは本拠で会見し、「悔いが残っているというか、悔いしかないな、という感じです」と語った。リハビリ生活は6年目に入ったが、手術した右肩は回復しなかった。「よくここまでやれた、ではなく、やらせてもらったという思いのほうが強い」と球団への感謝を口にした。涙を見せる場面もあった。
昨年限りでの退団も考えたが、最後の挑戦として今年にかけたという。春季キャンプで投げ込みはできたものの、状態は上がらなかった。支配下選手登録の期限は今月末。1軍で投げるイメージがわかなくなり、「ここでけじめをつけるのが一番いいと思った」。
今季終了までコーチとして残ることを球団に打診されたが、本人が固辞した。球団は今後、ユニホーム姿でファンにあいさつする機会を設ける予定。今後について、斉藤コーチは「ゆっくり考えたい」と話した。
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。