陸上男子100メートル、200メートルの2大会連続五輪金メダリスト、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が28日、世界選手権(8月10日開幕、モスクワ)を前にロンドンで日本の報道陣の取材に応じた。タイソン・ゲイ(米)、アサファ・パウエル(ジャマイカ)のドーピングが発覚、「詳細な結果が出るのを待たないといけないが、ショックだった」と話した。
相次ぐライバルのドーピングに、ボルトは「信じられなかった。やっていたテレビゲームに集中できず、やめてしまうほどだった」と明かす。世界反ドーピング機関(WADA)と国際陸連の検査が以前より厳しくなったことを評価した上で、「禁止薬物のリストは更新されている。選手が間違いを犯さないように、風邪をひいても間違った薬を飲まないなど、適切なアドバイスをするスタッフが必要」と、選手に対する支援態勢の重要性を訴えた。
自身5回目の世界選手権に向け、「ドーピングのような暗い話題を吹き飛ばす走りをしたい」。大会までは課題のスタートの練習に主に費やす。世界記録を問われ、「200メートルはまだ改善の余地が大きい。より可能性があるのは200メートル」と力強く語った。(ロンドン)
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