指導者の暴力・パワハラや助成金不正受給など不祥事が相次いだ全日本柔道連盟の上村春樹会長は30日、8月末までに引責辞任すると表明した。上村会長が時期を限って辞任すると述べたのは初めて。
上村会長は、臨時理事会と臨時評議員会で、藤田弘明、佐藤宣践両副会長、小野沢弘史専務理事、村上清事務局長とともに執行部として総辞職する意向を表明した。理事職も退く。当初は10月を辞任のめどとしていたが、23日に内閣府から組織の解体的出直しを迫る勧告を受け、「重く受け止めた。勧告がポイントになった」と話した。
公益法人の最高議決機関である評議員会では、会長を含む理事23人の即日解任が審議された。出席した評議員57人(議長を除く)が無記名投票で採決。上村会長の解任は賛成16、反対39、棄権2で否決されるなど、賛成過半数で解任となる理事は1人も出なかった。解任案を出した了徳寺健二評議員は「非常に残念だ」と話した。
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