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瀬間、粘り勝ち 全米テニス、初の本戦出場決定

2009年8月30日15時32分

写真:4大大会初の本戦出場を決めた瀬間4大大会初の本戦出場を決めた瀬間

写真:4大大会初の本戦出場を決め、喜ぶ瀬間=木村写す4大大会初の本戦出場を決め、喜ぶ瀬間=木村写す

 【ニューヨーク=木村健一】31日に開幕するテニス4大大会の今季最終戦、全米オープンの予選最終日は29日、当地でシングルス3回戦があり、女子世界ランキング170位の瀬間友里加が168位のアンナ・タティシュビリ(グルジア)に4―6、6―4、6―2で逆転勝ちし、4大大会初の本戦出場を決めた。男子では267位の伊藤竜馬が154位のカーステン・ボール(オーストラリア)に3―6、2―6で敗れ、本戦進出を逃した。

    ◇

 前日の試合は雨のため、途中で延期された。瀬間にとっては、干天の慈雨だった。「雨でよかった。昨日は、気持ちが欠けていたから」

 前日は、クルム伊達を破った2回戦のような粘りも、気迫もなかったという。だから、前夜、イメージトレーニングを重ね、臨んだ。

 試合は、第1セットの4―5から再開された。いきなりサービスゲームを失い、このセットを奪われた。でも、落ち着いていた。「取られても、残念がらないと決めていた」。これも、前夜の成果だった。

 「気持ち、気持ち」と言い聞かせ、相手の強いショットを、拾い続けた。ミスを誘って、第2セットを奪うと、相手の集中力は切れた。畳み掛け、第3セットは圧倒した。

 その粘りは、1カ月間、欧州の大会を巡った今夏、培われた。「外国人は、球も違うし、メンタルも強い。ハングリーさが出てきた」。武者修行で大きくなった瀬間が、4大大会初の本戦出場をつかんだ。

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