【第4日、車いすテニス 男子シングルス1回戦】
連覇へ難なく踏み出した。車いすテニスの男子シングルス1回戦で、国枝が格下のブラジル選手を1ゲームも落とさずに退けた。「ようやく始まった。まずは1試合やって、気持ちが落ち着いた」。これから先の厳しい戦いに目を向けた。
この2年間は苦しんだ。右肘に痛みを抱えながらプレーしていたが、昨年9月にラケットを持つだけでもつらくなった。「4年に1度の重みがある」というパラリンピックを見据えて2月に手術。4月末にようやく練習を再開した。試合勘に不安はあるが、「けがの影響は全くない。ここ何年かなかったほど調子がいい」と間に合わせた。
この日は試合序盤こそややもたついたものの、程なくエンジンがかかった。それでも、「ラリーの返球と第2サーブが甘い。勝ち進むにつれて相手もタフになるから」。グッと気を引き締めた。(時事)