(2日、西武2―1ロッテ)
西武の守護神が止まらない。3連投の涌井が1点リードの9回を締め、21セーブ目。リーグトップにあと1セーブに迫った。
先頭の角中の二塁内野安打から2死二塁とされたが、表情はいたって冷静。最後は里崎を初球のスライダーで中飛に仕留め、11球で試合を終わらせた。
5年連続開幕投手を務めた右腕は今季、安定感を欠き、2軍落ちも経験。5月に抑えに転向した。その後、救援で39試合に登板し、いまだに土つかずだ。
沢村賞を受賞した投手がセーブ王に輝けば1991年の大野(広島)以来、史上2人目になる。快挙もちらつくが、「いつもと変わらず、やるだけ」と素っ気ない。初の4連投も「準備はできている」と視野に入れ、4年ぶりのリーグ制覇へフルスロットルだ。