ロンドン・パラリンピックで2日、五輪にも出場した義足のオスカー・ピストリウス選手(25)=南アフリカ=が、大会3連覇を狙った陸上男子200メートル(切断など)で敗れ、2位に終わった。その義足が問題視されてきたパラリンピック界の王者は試合後、優勝者の義足について「長すぎる」と非難した。
レースでは、ピストリウス選手がずっとトップだった。8万人の観衆も、本人も勝利を確信したであろうそのとき、残り20メートルでアラン・オリベイラ選手(20)=ブラジル=が迫ってきた。ほぼ同時にゴール。オリベイラ選手がピストリウス選手を100分の7秒上回る21秒45で、金メダルに輝いた。
敗戦後、ピストリウス選手は報道陣に「あいつの義足は長すぎる」と不満をぶちまけた。生まれつきの病気による障害のオリベイラ選手に対し、「本来のひざの位置より4インチ(約10センチ)長い」と付け足した。