【第6日、男子50メートル平泳ぎ(運動機能障害)】
身長117センチの鈴木が、ゴールに迫る。その直前、右横の2人が長い手を伸ばした。「この4年間の頑張りは、銅メダル止まりだったということ」。金メダルとは0秒26差。男子50メートル平泳ぎ(運動機能障害)で2連覇を逃した日本競泳チームの主将は、悔しさをにじませた。
生まれつき、左右で手足の長さが違う。そこで左右で動かし方を変えて、直進する。中学時代まで車いすを使わず、左手と左足で歩いて鍛えた上半身のパワーも生かす。「現時点でできる泳ぎはできた。負けて悔しいけれど、重圧から解放され、ほっともしている」