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今夏の全国高校野球選手権岩手大会で高校生史上最速の球速160キロを記録した花巻東の大谷翔平投手(18)が21日、大リーグに挑戦する意向を表明した。「憧れが強かった。厳しい環境の中で自分を磨いていきたい」と話した。
大谷は身長193センチの右腕で、25日のプロ野球ドラフト会議で1位指名が確実視されていた。日本の全12球団からあいさつを受け、米3球団とも面談。この日まで両親らと話し合いを重ね、結論を出した。
意向は、学校を通して国内球団にも伝えられたが、ドラフト会議で指名されるかは12球団の判断次第。日本プロ野球のルールである野球協約に基づき、指名が確定した球団には、来年3月31日まで交渉権が与えられる。一方、日米間では、双方のドラフト対象選手の獲得は自粛されている。ただ、これは明文化されていない「紳士協定」で、日本球団が交渉権を持っている間に、米球団と契約してもルール違反にはならない。
日本プロ野球機構は内規で、ドラフト指名を拒否して外国球団と契約した高校生は帰国後3年間、日本球団と契約できない、と定めている。これまでドラフト上位候補の高校生が日本球界を経ないで米球団と契約した例はない。