阪神への入団交渉で、星野仙一シニアディレクター(左)と握手をする城島健司捕手=27日午後、福岡市博多区、代表撮影
大リーグのマリナーズを退団した城島健司捕手(33)が27日、阪神に入団することを表明した。福岡市内で阪神と2回目の交渉に臨んで意思を伝え、記者会見で明らかにした。ソフトバンクからマリナーズに移籍したのが06年。日本の捕手として初めて大リーグでプレーし、5季ぶりの日本球界復帰となる。
阪神と古巣ソフトバンクが獲得を目指したが、城島は「一番最初に動いてくれて、一番最初に必要としてくれた。誠意が十分伝わった」と阪神を選んだ理由を語った。
阪神は、マリナーズが19日に城島の退団を発表するとすぐさま獲得に乗り出し、4年総額20億円(推定)の条件を提示。23日の初交渉で真弓明信監督、27日は星野仙一シニアディレクターが直接説得した。ソフトバンクは24日に王貞治球団会長が城島と会食して巻き返しを図ったが、出遅れたために正式な条件提示すらできなかった。
城島は別府大付高(大分、現明豊)から95年にダイエー(現ソフトバンク)入団。05年オフにフリーエージェント権を使って大リーグに挑戦した。正捕手で活躍したが、今季は若手の台頭や右足故障で71試合出場にとどまった。出場機会を求めて契約を2年残してマリナーズ退団を決め、日本球界復帰を希望していた。