【増田啓佑】11月3日に京セラドーム大阪で開幕する社会人野球日本選手権に、航空自衛隊千歳(北海道)が初出場する。創部32年目で、全国に五つある自衛隊のチームとしては初の本大会出場だ。
「万年2位で相手の胴上げを見続け、選手がもう負けたくないと奮起した」。蔵口忍監督(36)は振り返る。6月の都市対抗予選は、3年連続で代表決定戦に進んだが、JR北海道に1点差で惜敗。またも初出場を逃した。
それから毎日、練習でバントを一、三塁側に15本ずつ成功するまで続け、着実に送る野球を徹底した。それが日本選手権予選で実った。試みた送りバントは、ほぼ成功して13個。好機を広げ、4試合計18得点で本大会出場を勝ち取った。