西武からの指名あいさつを終えて話をする菊池雄星投手=花巻市松園町の花巻東高
西武の渡辺久信監督が引き当てた札。渡辺監督からのメッセージが書かれていた
「来月、再来月には行くんだ、という感じ」――。4日、プロ野球のドラフト会議で交渉権を獲得した埼玉西武ライオンズから指名のあいさつを受けた岩手・花巻東高の菊池雄星投手は、「1年目から活躍するつもりで練習したい」と力強く口にした。
鈴木葉留彦・編成部長と水沢英樹スカウトからあいさつを受けたのは、授業の合間の5分程度。渡辺久信監督からのメッセージなどを託された。
短い時間だったが、練習メニューについては自分から聞いたという。「日本シリーズを見て自分と体格を比べても、差がはっきりしている。冬に頑張らないとシーズン中に結果が出ない」と気が気でない様子。いまは下半身、特に股関節を中心に筋力アップを図っている。「今しか遊べないという人もいるだろうけど、今しか自主練習はできない。この冬、自分に勝てるように。期待を裏切らないよう、1軍ですぐに投げられるよう練習したい」
指名を受けてからは本やインターネットで、西武について調べているという。「選手名鑑は毎日のように寝る前に見ている。ドラフトのときに田舎者と言ったけど、西武もかなり田舎で安心した。所沢は緑が多く、よいところ」と笑顔で話した。(藤島真人)