【岡田健】J1神戸は8日、成績不振を理由に西野朗(あきら)監督(57)を解任したと発表した。西野監督は、4月末に解任された和田昌裕前監督の後任として5月中旬に就任したが、チームを立て直せなかった。安達亮ヘッドコーチ(43)が監督に昇格し、今季残り3試合の指揮を執る。
西野監督はこの日「これから、という思いがあった」と無念さを隠さなかった。ただ9月にリーグ戦で4連敗するなど9戦連続で勝利がない。現在10勝15敗6分け(勝ち点36)で、降格圏まで勝ち点差2の15位。叶屋宏一社長は「J1残留のために、最大で最後のカードを切らざるを得ない」と解任の理由を説明した。
西野監督は神戸の「堅守速攻」というスタイルに、ボール保持率を高める戦術を融合しようとしたが選手に浸透させきれなかった。一方で、8月に獲得した2人のブラジル人が期待外れだったことなど、三木谷浩史会長が「全面的に支えたい」と言った割に、クラブの支援も十分とは言い難かった。西野監督は「(補強の)選択肢が少なかったというのは確かにあった。ただ取った選手を生かせなかったのは自分の責任」と語った。