(9日、フィギュアGPシリーズロシア杯 男子SP)
【河野正樹】試合後に小塚崇彦(トヨタ自動車)の口から出てきた言葉は反省ばかり。ジャンプ、スピン、ステップ。一つずつ丁寧に分析しながら、滑りを振り返った。
大きなミスは、4回転ジャンプを跳びきれず、トリプルアクセルでも手をついたこと。冷静さが持ち味の小塚もGPファイナルの出場権が頭をよぎり、「気持ちが強すぎて空回りしてしまった」という。調子は決して悪くはない。「(試合直前の)練習の方がぴったりとあっていた」と苦笑いしたほどだ。
それでも、3位。ミスが出ても、きっちりと得点を出せるようになった。この順位を守りきれば、GPファイナルの出場権は得られる。「燃えるような闘志ではなくて、静かな闘志。明日は、きゅっと締まった感じで、頑張りたい」。フリーでは、自分らしさを取り戻すつもりだ。