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バレーボールの04年アテネ五輪予選を兼ねたワールドカップは11月1日、女子大会が男子に先駆けて東京と鹿児島で開幕する。2大会ぶりに五輪出場を目指す日本女子には、待望の大型エースが育ちつつある。今春、高校を卒業したばかりの栗原恵(山口・三田尻女高―NEC)と、大山加奈(東京・成徳学園高―東レ)の19歳コンビだ。
栗原が身長186センチ、体重68キロ、大山は187センチ、82キロ。体格では、かつて世界を席巻したアジアの大砲の白井貴子(日立)や郎平(中国)を上回る。ジュニア時代から国際経験を積んできた2人を、日本の柳本晶一監督はナショナルチームでも正選手にばってきし、鍛え上げてきた。
「まだ先輩の足を引っ張るばかりで……」と栗原。大山も「考え込んではダメなので、思い切ってやるだけです」。自分たちに集まる視線には、ちょっぴり戸惑いも感じているようだ。
それでも柳本監督は「栗原は竹がしなるような柔軟性、大山は欧米並みのパワーが持ち味。たった半年で、使えるようになるとは思わなかった」と驚く。チームのレシーブが乱れたとき、高いトスを高い打点から打ち抜ける能力は、近年の日本に欠けていた武器だ。
女子の世界は、00年シドニー五輪まで五輪、世界選手権で5連続優勝していたキューバや、ロシア(今大会は予選敗退)の弱体化で混戦状態。日本は、若きエースを33歳の吉原知子(パイオニア)らベテランが支える布陣で、低迷からの脱却に挑む。
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大会には12カ国が出場。1回戦総当たりのリーグ戦を行い、上位3カ国にアテネ五輪出場権が与えられる。
優勝争いは今夏のワールドグランプリを制した中国、昨年の世界選手権銀メダルの米国が引っ張る。さらに、この大会に合わせてベテラン組を復帰させたブラジルやイタリアが続く。
これらの実力国に、いくつ勝てるかで日本の五輪キップが見えてくる。
<日本の試合日程>
日付 対戦国 開催地
1日 アルゼンチン 東京
2日 エジプト 〃
3日 韓国 〃
5日 イタリア 名古屋
6日 米国 〃
8日 トルコ 札幌
9日 ドミニカ共和国 〃
10日 ポーランド 〃
13日 ブラジル 大阪
14日 キューバ 〃
15日 中国 〃
(10/31 16:42)
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