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練習前、ボールを使っておどける大黒。右は本山、後ろは坪井=嶋田達也撮影 |
日本は1次リーグB組最終戦となるブラジル戦を22日午後8時45分(日本時間23日午前3時45分)に控える。02年W杯王者に勝たなければ準決勝への道が開けない。過去の対戦成績は日本の5敗1分け。日本は96年アトランタ五輪で23歳以下代表が1―0でブラジルを破った「マイアミの奇跡」の再現をもくろむ。
日本代表でアトランタ五輪の大金星の経験者はGK川口能、DF田中、MF中田英の3人だ。
「ブラジルは世界一のチーム。自分たちの力を出す以外にないし、何も考えず、楽しみたい」
敵が強いほど燃える川口能は抱負を語る。9年前の五輪での対決では一方的に押し込まれながら、川口能の再三の好守が流れを呼び込み勝利に導いた。
しかも、ブラジル代表の正GKはそのアトランタで日本にゴールを許したジダ(ACミラン)という因縁まである。
ブラジル代表の名選手で鳴らしたジーコ監督にとっては、母国との初対決になる。
「カナリア色のユニホームを着てずっと聴いてきたから、ブラジル国歌を聴けば感動すると思う。しかし、今は日本の監督。プロとして気持ちを切り替えて勝ちに行く」。ギリシャ戦で勝った4・4・2の布陣で攻撃的に臨むと宣言する。
一方、ブラジルのパレイラ監督は「すでに準決勝進出を決めているはずだったので、皆、がっかりしている。しかしブラジルは常に勝利が宿命だ。この状況でどうしたらいいのか、選手は知っている」と話す。
日本については「組織的で体力もある。簡単な試合ではない」と見ている一方、第1戦、第2戦と同じだった先発を3、4人入れ替えることを示唆。クラブでタフなシーズンを戦い抜いて疲労が蓄積するロナウジーニョ(バルセロナ)、カカ(ACミラン)らを温存する可能性がある。