世界の成長センターとなったアジアは、今世紀前半に経済規模で米欧を抜き去る勢いだ。欧州のような市場統合をめざす動きもある。一方で、北朝鮮の核実験の衝撃波が地域の安定を揺さぶり、大国間の勢力争いやナショナリズムの台頭も未来に影を落とす。明と暗が交錯するアジアで、日本は何を構想し、どう行動していくべきか。(2006年11月4日)[記事全文]
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第4章 アジアの中の日本 (2006年11月4〜9日) |
- インド・パキスタンの核増殖、北朝鮮へ連鎖
- 経済成長と核武装ドミノ 明暗交錯、アジアの未来図
- 硬軟の戦術駆使する北朝鮮、核放棄の道筋は
- 安全保障や経済的統合、日米中の協調ビジョンを
- 「開かれた中国」後押し 「日本の考え」発信強化を
- 存在感増すインド 政経両輪で関係強化を
- ナショナリズム越える道、まず日本が歴史を直視
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