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お中元特集

10年で輸入量約3倍 ベルギービール、快進撃中

2011年7月6日15時14分

写真:日本に輸入されているベルギービールの一部。自分の好きな味や香りのビールを探すのはベルギービールファンにとっての楽しみのひとつ=5日、東京都千代田区のベルギー大使館拡大日本に輸入されているベルギービールの一部。自分の好きな味や香りのビールを探すのはベルギービールファンにとっての楽しみのひとつ=5日、東京都千代田区のベルギー大使館

写真:ビールの種類の数だけあるコースター。ビアカフェによっては出すビールによって毎回コースターを変えてくれるところもある=5日、東京都千代田区のベルギー大使館拡大ビールの種類の数だけあるコースター。ビアカフェによっては出すビールによって毎回コースターを変えてくれるところもある=5日、東京都千代田区のベルギー大使館

写真:9月に開かれるベルギービールのイベント発表会の試飲会場でビールグラスを手にしたリュック・リーバウト駐日ベルギー大使(左)とベルギービールを数多く輸入している小西酒造の小西新太郎社長=5日、東京都千代田区のベルギー大使館拡大9月に開かれるベルギービールのイベント発表会の試飲会場でビールグラスを手にしたリュック・リーバウト駐日ベルギー大使(左)とベルギービールを数多く輸入している小西酒造の小西新太郎社長=5日、東京都千代田区のベルギー大使館

写真:「ベルギービールウィークエンド東京」で販売される予定のグラス。このグラスで会場で販売されるビールを飲めるほか、100円が東日本大震災の被災地への募金となる=5日、東京都千代田区のベルギー大使館拡大「ベルギービールウィークエンド東京」で販売される予定のグラス。このグラスで会場で販売されるビールを飲めるほか、100円が東日本大震災の被災地への募金となる=5日、東京都千代田区のベルギー大使館

:イベント会場に設置される「リンサー」。グラスを黒い部分に押し当てると水が噴き出してグラスを洗ってくれる=5日、東京都千代田区のベルギー大使館拡大イベント会場に設置される「リンサー」。グラスを黒い部分に押し当てると水が噴き出してグラスを洗ってくれる=5日、東京都千代田区のベルギー大使館

 約140の醸造所があり、800種類を超えるビールがつくられているベルギー。日本では「のどごし」を重視したビールが不動の人気だが、原料や醸造法によってさまざまな色、風味そして味をもつベルギービールの人気が高まってきた。日本への輸入量も10年間で約3倍に増え、スーパーなどの量販店で買えるブランドも増えてきた。9月には東日本大震災のチャリティーも兼ねた大規模なビールのお祭りが東京・六本木で開かれる。(アサヒ・コム編集部)

【写真特集】ベルギービール、人気上昇中

 日本が輸入している海外のビールは、1位がメキシコ(「コロナ」など)、2位がアイルランド(「ギネス」など)、3位がオーストラリアで4位がベルギー。2000年に87万リットルだった輸入量は2010年には249万リットルと順調に伸びてきた。

 ベルギービール広報センターの佐藤ひとみさんによると、マイナーな存在だったベルギービールに注目が最初に集まったのは2002年のサッカーワールドカップのとき。日本代表の初戦の対戦相手がベルギーだった。

 ここ数年は首都圏のターミナル駅などを中心に、ベルギービールにベルギーの郷土料理を合わせた「ビアカフェ」が増加。外食で気軽に楽しめる場所が増えてきた。

 スーパーマーケットや酒の量販店での扱いも増えている。代表的なブランドのひとつ「シメイ」を輸入している三井食品によると、取り扱いを始めた2000年に3000ケースだったシメイの輸入量は昨年には4万ケースに。もともとは飲食店向けが多かったが、最近は一般向けの量販店へ販売する数が伸びているという。

 こうした人気の高まりを受けて、ベルギービールを輸入している企業などが実行委員会を立ち上げ、昨年9月に六本木ヒルズで「ベルギービールウィークエンド東京」を初めて開いた。

 もともとは約10年前からベルギーの首都・ブリュッセルの中心部にある、世界遺産の広場「グラン・プラス」で開かれているイベントで、国外での開催は日本が初めて。3日間で1万5千人が訪れた。ことし6月には大阪・梅田でも開催。6千人の来場者を見込んでいたところ2倍以上の1万3千人がビールを楽しんだという。

 今年も9月8日から11日までの4日間、六本木ヒルズで2度目のイベントが開かれる。来場者はオリジナルのグラスを600円で購入し、好きなビールを仮設のブースで専用コインを使って買う仕組みだ。

 会場では62種類のビールを販売する予定。ベルギービールになじみのない人にも楽しんでもらえるよう、ビールの特徴を10種類に分類、色分けした。最も多いのはベリー類などを使ってアルコール度数が低めで女性にも飲みやすい「フルーツビール」と修道院でつくられている「トラピストビール」のそれぞれ11種類。このほかホワイト、ランビック、セゾンなどの特徴あるビールも楽しめる。仮設ブースにはそれぞれの色がついていて、好きなビールの種類が探しやすくなっている。

 ビールをおかわりするときは、会場に設置された「リンサー」と呼ばれる機械を使って自分でグラスを洗う。グラスを逆さにして機械にセットして押し下げると水が出てきて2秒で洗浄が終わる仕組み。

 また、ベルギー風のフライドポテト「フリッツ」や「ブーレット」(ミートボール)、ソーセージやワッフルなどビールと楽しめる食べ物も準備するほか、銘柄ごとのグラス、ベルギーのもうひとつの名産品のチョコレート、チーズなどの物販も準備を進めている。

 東日本大震災の被災地を支援するため、グラスの価格に100円の寄付が上乗せされている。また、ビールや食べ物を提供する企業も寄付をする予定で、集まったお金はベルギー大使館がとりまとめ、被災地へ義援金として送る計画。

 イベントの情報は公式サイトで更新される。

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