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朝日新聞シンポジウム「子どもを守る――いま、できること、すべきこと」
2006年04月11日(火)東京・有楽町朝日ホール
子どもを犯罪から守るためにできること、すべきことを話し合う朝日新聞主催のシンポジウム「子どもを守る」が開かれ、約300人の聴衆が集まった。 基調講演で中村攻・千葉大教授(地域計画学)が「都市、農村を問わず大人が昼間、地域にいない。大人がいる街の再生が課題」と説いたのを受け、討論では、子育てを母親に任せてしまいがちな父親の役割の大切さなど、さまざまな指摘がなされた。
パネリスト紹介
パネリスト
中村攻
千葉大学園芸学部緑地・環境学科教授。専門は地域計画学、環境造園学。公園や緑地、街路などのまちのオープンスペースの計画を中心とする造園学の立場から都市計画の在り方を研究。この15年は、子どもを犯罪から守るまちづくりの在り方について研究するとともに、具体的な活動方針を提案し、 全国各地で各種地域団体や行政とともにその実践に努めている。著書「子どもはどこで犯罪にあっているか―犯罪空間の実情・要因・対策」(00年3月)、「安全・安心なまちを子ども達へ―犯罪現場の検証と提言」(05年10月)。63歳。
桐生正幸
06年3月まで山形県警科学捜査研究所主任研究官、関西国際大客員教授、4月からは同大教授(犯罪心理学)。次にどこで事件が発生するかを予測する「犯罪者プロファイリング」、未然に被害を防ぐための対策を練る「犯罪不安」などの研究を行っている。近年、PTAや学校の先生による勉強会などで数多く報告している。共著に「幼い子どもを犯罪から守る!命をつなぐ防犯教育」(06年01月)。45歳。
杉山千佳
フリーライターとして主に育児雑誌を中心に活動。02年、子育て環境研究所設立、代表に。子どもと家庭にやさしい社会環境づくりに貢献するため、専門家ネットワーク、行政、企業、子育て支援活動のコーディネイト、調査、研究を行う。厚生労働省社会保障審議会年金部会委員、内閣府青少年の育成を考える懇談会委員、東京都児童環境づくり推進協議会委員など。子育ての視点で著書・共著多数。41歳。
鈴木光司
小説家。90年「楽園」が日本ファンタジーノベル大賞優秀賞、デビュー。「リング」はホラーブームの火付け役となり、続編「らせん」は吉川英治文学新人賞を受賞。「リング」は映画化されて大ヒット。米国でリメイクされて話題となり、「仄暗い水の底から」も映画化され、こちらも米国でリメイク。著作は20カ国語に翻訳される。2人の娘の父親で、高校教師だった妻の代わりに送り迎えなどもした。「父性の誕生」などの著書もある。少子化への対応を推進する国民会議委員。48歳。
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