現在位置:asahi.com>朝日新聞社から>イベント情報>講演・シンポジウム・セミナー> 朝日新聞シンポジウム採録

朝日新聞シンポジウム 「討論:日本の新戦略『地球貢献国家』をめざして」

開会あいさつ

写真若宮啓文氏
司会
皆様、大変お待たせいたしました。ただいまより、朝日新聞社が主催いたします、「討論:日本の新戦略『地球貢献国家』をめざして」を始めます。
私は本日のアナウンスを担当させていただきます糸永直美と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
まず、本日は皆様には手荷物検査など警備へのご協力をいただきましたことを感謝申し上げます。どうもありがとうございました。
それでは、主催者を代表いたしまして、まず朝日新聞論説主幹若宮啓文が皆様にごあいさつを申し上げます。
若宮
皆さん、こんにちは。きょうはよくいらっしゃいました。土曜日のお休みのところ、こんなに大勢の方に来ていただいて、ほんとうにうれしく思います。
今、こんなに大勢の方と申し上げたんですが、この会場は600人の会場なんですが、このシンポジウムの案内を出しましたところ、3,000人近い申し込みがありまして、厳しい抽選になりました。大変うれしい悲鳴でした。そういう難関を突破して、きょうは抽選に当たった皆さんですので、大変ラッキーな方でありますけれども、そういう大勢の方の代表としてぜひ聞いていただければありがたいと思います。
それだけ人気があったのも、自慢ではございませんけれども、これだけそうそうたるメンバーを集めるのも苦労いたしましたけれども、喜んでこれだけの方が来てくださった。ジョセフ・ナイさんはじめ、あるいは韓国からも来ていただいたり、日本で活躍する内外の本当に重要なお仕事をしている方が集まっていただいたということで、私もどうなることかわくわくしているところです。
5月3日に皆さん、とても驚かれたのではないかと思うんですけれども、私どもは5月3日の憲法記念日、60回目の憲法記念日でしたけれども、その日に21本の社説を載せました。「『地球貢献国家』をめざして」という総合タイトルで、そのもとに出した21本の社説がきっかけで、きょうはそのフォローアップのための催しでございます。
社説は抜き出して保存できるようにしたのですけれども、より便利なようにということで、きょうお配りしたこの冊子に、全く同じ内容ですけれども、まとめさせていただいています。いろいろ活用していただければありがたいと思いますが、1ページ目をめくりますと、目次でおおむねエッセンスがわかるようになっております。私ども、これをやったねらいは、こういう混迷の時代、世界中が混迷している、日本も混迷している中で、日本はどういう道を世界の中で歩んでいけばいいのか、そういう大きな絵を描いてみたいというのが一つの目的。
そして、そこに、60年目を迎えた憲法、とりわけ9条をどのように考えたらいいのかということで、私たちは大きな地球の危機にあって、必ずしも軍事力だけでない貢献の道がたくさんある、日本ならではの貢献の道があるではないかということで、「地球貢献国家」というふうに打ち出しました。また、9条は、いろいろな考え方はあるでしょうけれども、そういう地球のために貢献する上で、9条を持っているということが案外日本の資産になっているのではないかということで、これを守っていこうと。ただし、自衛隊の使い方については、もう少し工夫があっていい。国連のもとでの、やはり世界で混迷しているさまざまな地域でもう少しやる余地があるのではないかということで、そういうことも含めた基本法をつくって、自衛隊をきちっと位置づけてみてはどうかというのが提言の骨子であったかと思います。
そのほか、日米関係のあり方、アジアでの日本のあり方等々を論じたわけですけれども、きょうはそういう主題にふさわしい方々に来ていただきましたので、もう前口上はこのぐらいにして、早速議論に移らせていただきたいと思います。長い時間になりますけれども、どうぞご協力よろしくお願いいたします。
では、どうも失礼します。
司会
早速、基調講演に入ります。ハーバード大学特別功労教授、ジョセフ・ナイさんに、「日本の新戦略」についてお話をいただきます。
では、ご登壇いただきます。皆様、どうぞ拍手でお迎えくださいませ。

[次へ][一覧]

このページのトップに戻る