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XPのサポートがあと4年で終了ってホント?
ウィンドウズ・ライフサイクルガイドラインってなんだろう
ウィンドウズ製品のサポート期間一覧表。画像をクリックすると、拡大してご覧になれます。

 ウィンドウズの「ライフサイクルガイドライン」をご存じだろうか。ウィンドウズ製品のサポート終了時期を具体的に示したものだ。といっても「○年たったら古い製品は使えなくなる」という「デッドライン」ではなく、「この期間までは間違いなくサポートします」という「保証」だ。それによれば、ウィンドウズXPホームなどはあと4年でサポートが終わってしまう。ちょっとわかりにくい「ライフサイクルガイドライン」について解説しよう。(板垣 薫=本誌)

■ ■ ■ ■ ■

 ライフサイクルガイドラインは、もともと企業のシステム担当者が次期製品の導入計画を立てやすいよう、各製品ごとのサポート期間の目安として作られた。これによると、ウィンドウズ製品のサポートには

(1)メインストリーム・サポートフェーズ(無償サポート、有償サポート双方が受けられる期間)

(2)延長サポートフェーズ(有償サポートのみの期間)

(3)オンラインセルフヘルプサポート(ウィンドウズ・アップデートなどの修正プログラム配布を含む)

 といった各段階がある。右の表にあるように、発売からの年数によってサポートは「薄く」なっていくことがわかる。

 表でわかるとおり、98/Meと、2000/XPのライフサイクルには違いがある。これは、適用されるガイドラインの提示された時期が異なるためだ。98/Meは2001年2月に発表された旧ガイドラインに沿っているが、2002年10月に新ガイドラインが発表され、2000以降の製品にはこちらが適用される。

 これらを整理すると、旧ガイドラインの98/Meのメインストリーム・フェーズは、製品発売からの3年間。その後延長フェーズも1年で終了。ウィンドウズ・アップデートでの修正プログラム配布を含むオンラインセルフヘルプは、無償・有償サポートにかかわらず、発売日から最低でも5年間受けられる。

 2000/XPでは、メインストリーム・フェーズが製品発売後5年間。その後、2000とXPプロフェッショナルのみ、2年間の延長フェーズがある。XPホームエディションのようなコンシューマー向け製品には、延長フェーズは設定されていない。オンラインセルフヘルプについては、延長フェーズ終了後、1年間利用できる。

 ここでいう「発売日」は、全世界での発売日の平均値をとったもの。ガイドラインは全世界で共通となっている。

ユーザーの間に不公平感も
将来見直される可能性もアリ

 気になるのは、自分が使っているOSがいつまでサポートされているのかということだ。特に現行製品であるXPの場合、無償サポート期間が切れるのは2006年12月31日。オンラインセルフヘルプも2009年12月31日で終了する。最近パソコンを購入したばかりのユーザーは、3年程度しか無償サポートを受けられず、オンラインセルフヘルプサポートも4年程度で終了してしまう。早い時期にXPに移行していた人と比べ、不公平感は否めない。

 こうした点についてはマイクロソフトも理解しているようで、今後、サポート期間の延長も含めガイドラインを見直す可能性もある。マイクロソフト・ウィンドウズビジネス本部の伊藤哲志さんは、「ガイドラインは『ポリシー』であって、決定事項ではありません。市場の状況に合わせて、より使いやすいように変えていくことも可能です」

 現に今も企業ユーザーの多い98については、今年1月に市場の状況に合わせて延長フェーズを引き延ばし、Meと共に2007年6月30日まで有償サポートとオンラインセルフヘルプが受けられるようになった。現実にいるユーザーに合わせ、フレキシブルな対応がなされている。

 ただし、このサポート延長には別の側面もある。「古いOSのサポート期間を延長することで、ハードウエアベンダーさんからしかられることもあるんです。ベンダーさんもこちらの動きに合わせて、古いOS用のドライバーを作り続けなければいけませんから」(伊藤さん)

 98が登場した時代とはネット環境も周辺機器の性能も格段に進化しており、これに対応していくには、古いOSではどうしても限界があるという。利便性だけでなくセキュリティー的な部分でも、OSそのもののアップグレードは避けられないようだ。次期OSへの移行もにらみ、自分のOSのサポート期間は、しっかり把握しておこう。

(2004/02/10)





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