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NTTドコモ九州(福岡市)の幹部社員8人が、携帯電話の1月分の契約数を見かけだけ増やそうと、1月31日に合計793件の新規契約を個人で申し込み、数日で解約していたことが分かった。累計契約数がドコモグループで初めて前月を下回る「純減」を避けるためで、5日会見したドコモ九州の高橋豊久社長は「不適切な契約であり関係者を厳正に処分する」と述べた。
ドコモ九州によると、1月31日に本社販売部門の部長2人と課長6人が、福岡市内の販売店2店で第3世代携帯「FOMA(フォーマ)」を1人10件程度契約。その後、電話で販売店に上乗せを依頼するなどして、この日のうちに1人当たり約100件の新規契約をした。
契約は、携帯電話本体は購入せず個人名義で回線契約だけ結んだ。通常1件につき3000円かかる手数料は販売店側が免除し、契約時に費用はかからなかった。8人は2月2日から3日にかけて解約し、日割りの基本料数万円を自腹で支払っている。一度に大量の解約が出たため、発覚した。
ドコモ九州は8人と役員を含む管理者を近く処分する方針。高橋社長は「責任を重く受け止めている」と述べた。ドコモ九州の1月の契約増加数は300件で、水増し分の793件がなければ純減となっており、数字の訂正も検討する。
親会社のNTTドコモは5日、同じケースがないかほかの地域会社に確認を指示した。広報部は「このような不適切な契約は過去に例がなく、純減を避けるようドコモ九州に圧力をかけたこともない」としている。
(2004/03/05)
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