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富士通は6日、大型テレビなどに使われるプラズマ・ディスプレー・パネル(PDP)に関する特許を侵害されたとして、韓国・サムスン電子の子会社サムスンSDIを日米で提訴した。輸入・販売の差し止めなどを求めている。
急成長するPDP市場で、富士通は、日立製作所との折半出資会社(富士通日立プラズマディスプレイ=FHP)で世界シェアのトップを占める。だが、2位・サムスンSDIに猛追されており、知的財産権の保護という形で、シェアの死守を図る。
訴訟対象の特許は、PDPの寿命を長くできる発光構造や色彩表示を豊かにする技術などで、現在のPDPに標準的に使われている。
富士通はPDPを量産する日韓の他の大手メーカーに対し、ライセンス契約を結んで、この特許の使用に基づく対価を支払うよう求めてきた。松下電器産業とパイオニアが応じ、韓国LG電子とは交渉中。サムスンSDIは要求を拒み、交渉が決裂したため、提訴に踏み切った。
日本ではサムスンSDI製品を扱う輸入販売会社を相手に東京地裁で、米国ではサムスン電子、サムスンSDIと同国の輸入販売会社の3社を相手にカリフォルニア中部地区連邦地方裁判所で、それぞれ提訴した。
富士通が99年に日立と設立したFHPの03年度の売上高は、780億円の見通し。
(2004/04/07)
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