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米マイクロソフト(MS)は24日、同社の据え置き型ゲーム機「Xbox」の次世代機向けのソフト2作品の制作に、人気ゲームシリーズ「ファイナルファンタジー(FF)」の生みの親として知られるゲーム制作者・坂口博信氏(42)を総監督として起用することを明らかにした。ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)、任天堂との「三つどもえ」となる次世代ゲーム機争いで、MSは有力ソフトの制作者取り込みで先手を打つ。
2作品はいずれも異なる登場人物によるロール・プレイング・ゲーム(RPG)で、坂口氏が率いる創作集団「ミストウォーカー」がシナリオや音楽、デザインを担当。MSが制作・販売する。このチームには著名なゲーム音楽作家も加わるという。
坂口氏はゲーム大手のスクウェア(現スクウェア・エニックス)創業メンバーで、同社時代に任天堂のゲーム機「ファミリーコンピュータ」向けに「FF」の第1作(87年発売)を制作。その後ほぼ全作品に携わったが、その間にFFシリーズをソニーのゲーム機「プレイステーション(PS)」向けに変え、PS人気の起爆剤となった。
坂口氏は01年にスクウェアを退職し、次の創作活動に向けて準備を進めていた。据え置き型ゲーム機向けに全く新しいソフトを手がけるのはスクウェア時代以来となる。同氏は「国内のゲーム市場に出てくるソフトは『続編』ばかり。じっくり遊んで心に残るような、次世代ならではの楽しみを提供したい」と語る。
Xboxは全世界で約2000万台を売ったが、8000万台を超えたソニー「PS2」には及ばなかった。特に日本での販売は数十万台にとどまり、FFや「ドラゴンクエスト(ドラクエ)」など人気ソフトを持つPS2に大きく差をつけられた。
次世代機で「日本で勝つことが大命題」とするMSは、海外でドラクエ以上の人気を誇るFFを手がけた坂口氏との契約で、国内・海外の「一挙両得」を狙う。
次世代機はソニー、任天堂がいずれも今春に発表を予定。MSは次世代機の概要やソフトについて、これまで公表していなかった。
(2005/02/25)
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