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 home>ネット最前線>朝日新聞ニュース2005年03月13日 20時35分 更新 
 
DRAM生産能力、エルピーダが最大級に 新工場稼動へ

 半導体メモリー・DRAMの専業メーカー、エルピーダメモリは8日、広島県に建設中の世界最大級の半導体工場へ年内に1000億円を投資し、12月から量産を開始することを明らかにした。新工場は最大稼働時の月間生産能力が300ミリの大口径ウエハー(基板)6万枚分と世界最大級になることを目指している。半導体市場はデジタル景気の減速で低迷期に入っているが、回復は必至とみて積極投資に踏み切り、韓国勢などに後れをとっていたDRAM分野で巻き返す態勢を固める。

 新工場には回路線幅80ナノメートル(ナノは10億分の1)の超微細加工に対応する設備を導入する。台湾勢など競合各社が90ナノ以下の微細工程に苦しむ中で先んじて生産を拡大し、先端製品の展開で優位に立つ考えだ。年内にまず、1万5000枚分が稼働し、この時点で同社全体の生産能力は既存工場と合わせ、世界最大手のサムスン電子に並ぶ見通しだ。現在7〜9%の世界シェアを15%以上に引き上げる。

 半導体市場はデジタル景気の反動で調整期に入ったとされる。特に汎用(はんよう)製品のため変動の激しいDRAM業界では、投資を控える動きが海外メーカーに広がっている。エルピーダメモリは不況期に割安で設備を購入し、好況期に量産を拡大させる好循環をねらう。

 DRAMでは、日本勢は一時世界で8割のシェアを占めた。しかし、90年代に日本勢が景気低迷で設備投資を控えたすきに、韓国などのアジアメーカーが巨額の設備投資を続け、日本メーカーを圧倒した。日立製作所とNECが99年に共同出資で設立したエルピーダメモリはDRAM分野での日本の復権を目指しており、ようやく手がかりを得た形だ。

 新工場には世界最大規模となるコージェネレーション(熱電併給)システムも導入、火力発電を利用した場合と比べ、二酸化炭素排出量を約20%削減できるという。 (2005/03/09)








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