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 home>ネット最前線>日刊工業新聞ニュース2005年01月19日 05時01分 更新 

KDDI、携帯と固定系の請求書一本化−セット割引きなど特典視野


 KDDIは個別に発送しているau携帯電話と固定系通信(固定電話)の料金請求書を一本化する。早ければ5月から実施する。両サービスに加入している契約者への利便性向上が狙い。両サービスの契約者にセット割引などの新たな特典を付与することも視野に入れており、au携帯の契約者に固定電話加入を促すための布石と見られる。同社はNTT東西がほぼ独占している固定電話の基本料金市場に2月から参入する。携帯と固定系を融合したサービスを通じ、NTT東西の牙城を切り崩したい考えだ。

 KDDIは本体に携帯電話と固定系通信の両サービスを併せ持つ国内唯一の通信事業者。この優位性を武器に、au携帯の加入者を固定系通信へ、固定系通信の加入者をau携帯に加入させる相乗効果を追求する。

 手始めに携帯と固定系通信の料金請求書を一本化し、両サービスに加入している契約者へのサービス体制を強化する。現在システム対応を進めており、5、6月にも実施する見通し。両サービスに加入した契約者に割引やポイント制度などの特典を与える業界初のサービスの導入も視野にあり、請求書一本化はその布石と見られる。

 au携帯累計契約数は04年12月末で約1900万件。このau契約者に固定系通信にも加入してもらい、個人から家族(世帯)へと囲い込みの対象を広げたい考えだ。

 通信業界は固定電話サービスの値下げ競争が過熱しており、KDDIもNTTグループやソフトバンクグループの日本テレコムに対抗した格安な固定電話サービス「メタルプラス」を2月から開始。KDDIと日本テレコムはNTT東西が独占している固定電話の基本料金市場にも参入する。

 各社は05年度に固定電話市場の業界勢力図が決定づけられると見ている。KDDIは携帯と固定を併せ持つ優位性により、通信の巨人であるNTTグループや業界最安値宣言を出して料金競争を仕掛けるソフトバンクグループに対抗していく方針だ。

(01/19)








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