教育現場へのタブレット端末導入が進んでいます。導入に積極的な佐賀県で5月11〜12日に開かれた「教育フェスタ2013」には、全国から約1000人の教育関係者が集まり、実践例も多く報告されました。タブレットが教育のどんな場面で役に立つか、どうすれば教育効果が上がるかといった、より踏み込んだ事例に関心が集まってきています。(ライター・西田宗千佳)
■タブレットの方がパソコンより便利
同県武雄市は、2014年4月から全小中学生約4200人全員にタブレットを配布する予定と発表し、注目されました。すでに市内の山内東小学校と武内小学校の4〜6年生全員にiPadを配布して経験を積んでいます。同市教委学校教育課の竹内智道指導主事は、パソコン教室を使った今までの授業に比べて、タブレットを使う利点を次のように話します。
「従来のパソコン教室だと、教室の移動も含めて授業開始まで10分以上かかっていた。しかしタブレットは普通の教室で扱えるうえ、起動も速い。さらに、特別な授業ではなく、どんな科目でも、必要な時に『じゃ、ちょっと使ってみよう』と手軽にできる。こうした点が学校現場で高く評価されている」
同市が4月に予定している導入については、「一般校は7インチ程度、特別支援学級では10インチ程度の機器を想定している。先行導入した2校でのノウハウ資産は生かした方がいいと話し合っているが、アップル製品を使うことが前提ではない。OSなどの条件については、さらに諮問を受ける」とのことです。
県立金立特別支援学校(佐賀市)は、タブレットを193台(うち171台がiPad)導入し、毎日の授業に活用しています。同校の吉田純治先生と真名子寿春先生はこう話します。
「手を使って作業するのが難しい生徒は、紙を指でつかんでページをめくらねばならない紙の教科書より、単に画面を触って動かすだけでページがめくれるタブレットの方が、楽に操作できるケースが多い。認知面に困難がある生徒の場合も、画面に直接触れてその結果が表示されるので、因果関係などを理解しやすいようだ」
同校のiPad導入からすでに1年が経過、生徒の学習意欲が高まったため、より効果が高まる活用法を検討したいとのことです。例えば、iPadのカメラを使い、入院中の生徒と教室をネット中継で結んで交流ができないかといった案も出ているそうです。ただし「例えば成績が具体的にどの程度向上したかといった検証はしておらず、客観的な評価はまだこれから」ということでした。
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