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 ヤフーは9月11日、同社の主要株主であるAltabaが、ヤフー株式をすべて売却すると発表した。株式の譲渡は9月14日に実施されるという。

 Altabaは、Alibabaなどの株を保有する米Yahoo!が前身の投資会社。米通信大手のVerizonへYahoo!の一部事業を売却したのち社名を変更した。同社はもともと、ソフトバンクとのジョイントベンチャーとしてヤフーを立ち上げており、第2位の株主となっていた(筆頭株主はソフトバンクグループ)。

 しかし、Altabaは2018年2月ごろからヤフー株売却の意向を示しており、2018年7月に両社のジョイントベンチャーアグリーメントを解消。これに加え、ソフトバンクグループがAltabaからヤフー株を2200億円分取得するなど、株の保有比率を段階的に下げていた。株式売却によりAltabaとヤフーの資本関係は解消。Yahoo!自体のライセンスは、Verizon傘下のOath(旧AOL)が保有しており、ライセンス費用は今後もOathに支払うことになる。

 今回、13億6353万1700株(1株363円換算で約4949億6200万円、保有株比率26.82%)を売却。すべての株式は、ゴールドマンサックスとJPモルガンが引受人になるとしている。ただし、今後の譲渡先については今のところ不明だ。

 ヤフー広報部に今回の件について確認したところ「回答は控える」とコメント。また、同社の業績に与える影響もないとしている。

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