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 レノボ・ジャパンは9月11日、15.6型の大画面プレミアムモバイルノートブック「ThinkPad X1 Extreme」を発表した。販売価格は27万8000円(税別)~。

 ThinkPad X1 Extremeは、薄さ約18mm、質量約1.7kg(タッチモデルは約1.8kg)のボディに、第8世代インテル Core i7/i5 Hシリーズ・プロセッサ、NVIDIA GeForce GTX 1050 Tiを搭載。インテル Core i9 プロセッサ搭載モデルも後日発表予定だ。

 ノートブックながら、VR Ready(Oculus Rift Ready)、Windows MR Readyとしてのハードウェアガイドラインをクリアしている。

 4Kディスプレイタッチモデルは、ペン(Lenovo Pen Pro)での操作にも対応。また100% Adobe RGBに対応した液晶を採用している。薄型軽量・狭額縁デザインのコンパクト設計で持ち運びやすく、最大約16時間の長時間バッテリ駆動を特長とする。小型サイズの135W ACアダプタ(118mm×77mm×21mm)は、ThinkPad X1 Extremeとの持ち運びに便利で、約60分で80%まで充電可能なラピッドチャージ機能にも対応する。

 インターフェースにはThunderbolt 3ポートを2つ装備し、高速データ転送が行える。その他、ThinkPadの豊富なアクセサリー類も利用可能だ。たとえば、ThinkPad Thunderbolt 3 Workstation ドック(近日発売オプション)と併せて利用することにより、ケーブル1本で4Kモニタ最大3台への出力が可能。また各種周辺機器を接続しながら、ThinkPad本体への充電も行える。

 優れたグラフィックスと高いプロセッサ性能により、写真・映像の編集、イラスト・3D CGの制作などにも適している。

 なお、8月に発売しているモバイルワークステーション「ThinkPad P1」(31万5000円~)とは、兄弟モデルともいえるもの。ThinkPad X1 Extremeは、特定の産業向けのソフトウェアをサポートするISV認定を必要としない、デザイナーやクリエイター、プロシューマーが求めるパフォーマンスを実現したとしている。

大和研究所の開発者が語る「熱との戦い」

 Lenovo 大和研究所 Development Project Managerの小口貴幸氏は、ThinkPad X1 ExtremeおよびThinkPad P1の開発コンセプトについて、「妥協なきパフォーマンスとモビリティの究極の融合」と説明した。

 このコンセプトに対する設計思想は、これまでThinkPad X1 carbonなどで培ってきた軽量化の技術と、パフォーマンスに定評のあるThinkPad Pシリーズのパフォーマンス向上技術、25年の歴史を持つThinkPadの堅牢性、信頼性を、サーマル新技術、高いシステム実装力で融合させるというもの。

 しかし、「単純に融合とはいっても、そう簡単なものではなかった」と振り返る。なぜなら、本製品がサポートしているCPUは、IntelのハイエンドなHシリーズ・プロセッサ、GPUはNVIDIAのGeForceおよびQuadroだ。ミドルレンジのUシリーズ・プロセッサを搭載するThinkPad X1 carbon Gen6と比較すると、発生する熱量は5倍になる。

 また、「厚みや重量面でも、ThinkPad X1 Extremeと同等のCPUを搭載するThinkPad P52と比較すると、厚みは25%、重量は36%低下させないとその規模に達しない。熱は5倍になるが、装置は3分の1に薄く軽くしなければならない。妥協なきパフォーマンスは、熱との戦いだった」と振り返った。

 まずはファンの羽を改善し、改良を重ねて第10世代のものを使用。Fanハウジングとヒートパイプを一体化することで、排熱効率を向上させ静穏化にも貢献したという。また、いかに冷やすかが課題だったため、ファンの大きさをとにかく大きくする=基盤を小さくするかに心血を注いだと語った。

 このほかにも、WindowsのデスクトップからすぐアクセスできるパワースライダーとIntelligent Coolongを連動させ、利用シーンにあわせて最適なモードを選択できるようにした。

 筐体の材料選定には、14型の液晶を搭載したThinkPad X1 carbonで培った薄型軽量化技術を流用。15インチ製品としては初の試みで、底面には熱拡散性に富んだアルミニウムを採用するなどし、薄型軽量化を実現したと説明した。

 Lenovo Groupグローバル バイスプレジデント兼レノボ・ジャパンの代表取締役社長のデビット・ベネット氏は、法人ビジネスの概況について、2018年4月~6月期は前年同期比で「47.8%の成長を遂げている」と説明。

 その背景には、“働き方改革”のサポートを打ち出したモバイルPC「ThinkPad」が特に好調で、デスクトップの「ThinkStation」も伸びているという。

 ベネット氏は、「モバイルのThinkPadとパフォーマンスのあるThinkStationの中でもう少しユーザーのニーズがあるのではないかと思い、今回の製品の発表に至った。モバイルワークステーションはわれわれの戦略領域」と説明した。