ULジャパン(三重県伊勢市、山上英彦社長、0596・24・6735)は風力発電設備の試験事業に参入する。米ULが風力発電事業の試験・認証を手がけるドイツ企業を買収。日本でも対応できるエンジニアを配置し、今年から小型風力発電向けの試験サービスを提供できる環境を整えた。将来的には国内の認証制度の動向を踏まえて大型まで対応していく。
小型風車の性能と安全性に関する規格「JSWTA0001」に基づいたアセスメントと試験対応を実施する。具体的には実際の設置現場に出向き、発電機の試験やロケーションリサーチ、設置後の発電効果などを検証。装置メーカーだけでなく、風力発電の運営事業者などの需要を見込む。
再生エネルギー固定買い取り制度の開始に伴い、これまでは採算性が低いとされていた山間部や洋上といった場所でも、施設を建設する動きが活発化している。2012年4月には米国のUL本体が風力発電の試験・認証事業を手がけるドイツのDEWI(デビ)とDEWI―OCCを買収。こうした背景から、日本でも社内のエンジニアにトレーニングを実施し、風力発電設備の試験に対応した人員を配置した。
まずはローター受風面積が200平方メートル未満、または出力20キロワット未満の小型設備が対象となるが、将来的には日本の認証制度の動向を踏まえて大型まで対応していく方針。
ULジャパンは米国の製品安全試験・認証機関であるULの日本法人。電子機器などのノイズ測定やUL規格の認証だけでなく、現在は環境や医療などさまざまな分野における認証・評価試験の実施に取り組んでいる。
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