【合田禄】東南アジアの熱帯雨林で生物多様性が高いのは、繰り返された氷河期に島々がつながったり離れたりした際、生物が行き来できたからかも知れない。森林総合研究所などの研究チームが木の遺伝子を調べ、成果を発表した。
東南アジアの島々に広く分布するフタバガキ科の木は、ボルネオ島とそれ以外の地域で、遺伝的に大きく二つのグループに分けられる。ただ、マレー半島やスマトラ島に近いボルネオ島の一部では、二つのグループが交じり合っているところもあった。
さらに解析したところ、28万年前〜9万年前ごろに二つのグループに分かれ、その後、氷河期で島が陸続きになったときにマレー半島やスマトラ島のグループが、ボルネオ島に移ってきたことが示唆された。
森林総研の大谷雅人主任研究員は「アジアの熱帯雨林では、島が海で隔てられている間に生物の種が分かれ、氷河期に海が干上がって再会して、新たな種が生まれる。この過程を繰り返したことで、種の多様性が高まった可能性がある」と話している。
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