【斎藤大宙】岩手県奥州市水沢区の国立天文台水沢キャンパスで、天文学では世界最速の計算能力を持つスーパーコンピューター(スパコン)が、今春から動き始めた。愛称は、平安時代の地元の英雄の名にちなみ、「アテルイ」。県内でのスパコン設置は初めてで、同天文台は夏に記念のイベントを催したり見学コースに組み入れたりして、地元の人たちにも愛着を持たれる存在にしたい考えだ。
「アテルイ」は、最大で1秒間に1千兆回を超える計算能力がある。同天文台が3月末まで東京都三鷹市の本部で運用していた2基のスパコン(1秒間の計算速度はそれぞれ27兆回と1600億回)も、天文学では世界最速の能力だったが、これを大きく上回る。
本体は高さ2メートル、長さ12メートル、奥行き1・5メートルの長方形で、重さは約9トン。
運用期間は2018年3月末までで、経費は5年間の総計で約16億円。スパコンは大量の熱を出すため、冷却用の空調設備などで大量の電力を使う。だが、冬は気温が零下になることも多い奥州市だと電気代を抑えられる利点がある。東京に設置するより経費が1〜2割安いという。
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