【辻外記子】血液がんの一種を悪化させる遺伝子を、京都大や名古屋大などのグループが見つけた。有効な治療薬の開発につながると期待される。米科学誌ネイチャージェネティクス電子版で8日、発表した。
「骨髄異形成症候群」(MDS)は正常な血液がつくれなくなる難病で、国内の患者は数万人とされる。患者のゲノム(全遺伝子情報)を解析したところ、症状が進行して急性骨髄性白血病に近い状態になった人から、特定の遺伝子の変異が見つかった。
MDSを含む様々な血液がん患者約700人を調べると、変異がある患者の4年生存率は約1割で、変異がない患者が約4割だったのに比べて低かった。乳幼児がなるMDS、若年性骨髄単球性白血病でも同じ遺伝子の異常があると、がんが進行しやすかった。
この遺伝子変異があると骨髄移植をしない場合の生存率は低く、小島勢二・名古屋大学教授(小児科学)は「移植が必要かどうかを見極め、個人に合った治療への道が開ける」と話している。
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