【岡崎明子】がんになったときの金銭的負担への備えとして、がん保険は有力な選択肢だ。実際、日本人の3人に1人は、がん保険に加入している。だが日本の公的医療保険制度は手厚く、加入する必要はないという意見も根強い。どんな状況やプランなら、加入するメリットがあるのだろうか。
■効くけど高い新抗がん剤
東京都に住む女性(52)は2005年夏、乳がんの手術を受けた。その直後、骨に転移していたことがわかり、抗がん剤ハーセプチンによる治療を始めた。
ハーセプチンは「分子標的薬」と呼ばれ、01年に発売された新しいタイプの抗がん剤だ。特定のがん細胞を狙い撃ちし、増殖するのを抑える。
「高いですよ」。主治医からそう聞いていたが、10万円近い請求書を見て驚いた。以来、病院に行く際は前もって、銀行で金をおろしておくようになった。
この8年間、3週間に1度のハーセプチン治療に加え、別の抗がん剤やホルモン治療も受けてきた。自己負担した医療費は、高額療養費制度や医療費控除を利用しても、総額700万円を超える。
生命保険には入っていたが、がん保険には入っていなかった。加入していれば、診断給付金や通院保障で治療費の負担は軽減されたかもしれない。「自分でもこんなに長く生きられるとは思っていなかった。がんになるとわかっていれば、入っていた方が良かったのでしょうが……」
火星探査、はやぶさ、流星群などのニュースを集めました
山中教授の医学生理学賞受賞などのニュースを集めました
全国16原発の放射能拡散予測なども掲載しています
全国の地すべり地形と人工地形の分布マップを掲載しています
住所・地域検索で地震発生時の揺れやすさをシミュレーション
巨大地震発生時の各地の揺れや津波をシミュレーション
全国の活断層マップを掲載しています。震度予想データも