【須田世紀】深浦町の小学生たちが、絶滅危惧種のシノリガモ親子の調査に取り組んでいる。国内での継続的な繁殖確認自体が珍しいといい、環境省も注目する活動だ。
6月末の日曜日、白神山地から流れ出て日本海に注ぐ深浦町内の川岸。「来たよ、来た来た」「かわいいっ」。鳥から見えないようにと張ったテント内で、双眼鏡を手にした小学生の女の子たちの声が、小さく飛び交った。
昨年11月からシノリガモの観察を続けているのは、町立いわさき小学校6年生、上杉かえでさん(11)、菊池理花さん(11)、棟方みなみさん(11)の3人組だ。
この日は同級生の菊池愛歌さん(11)も参加し、2カップル計12羽のヒナを観察。同町在住の写真家浜田哲二さん、妻律子さんのアドバイスを受けながら、えさとなる水生昆虫の種類や数を確認したり、気温や水温などを測ったりして、自然環境とシノリガモたちの行動の関係を調べている。
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