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写真:サンフランシスコ市内で2日、米アップルが報道陣に公開した新型タブレット端末「iPad2」=山川写す:サンフランシスコ市内で2日、米アップルが報道陣に公開した新型タブレット端末「iPad2」=山川写す

サンフランシスコ市内で2日、米アップルが報道陣に公開した新型タブレット端末「iPad2」=山川写す

解説

アップルとは

パソコンから携帯電話まで  マッキントッシュ(Macintosh)などのパソコンや携帯音楽プレーヤー・アイポッド(iPod)、携帯電話アイフォーン(iPhone)などを販売する、米コンピューターメーカー。世界中で直営店(アップルストア)やネット店を展開し、アイチューンズ(iTunes)ストアでは音楽や映画などの販売、アップストア(App Store)ではiPhone向けのソフト販売も行う。世界市場ではマイクロソフトのウィンドウズで動くパソコンが9割以上を占め、同社のパソコンは数%のシェアしか得ていないが、斬新なデザインや使い勝手の良さなどでファンを獲得し独自路線を歩んできた。カリスマ的な経営者スティーブ・ジョブズ氏の言動が常に世界中で注目されることでも有名。

30年以上に渡ってパソコン業界を牽引  1977年にスティーブ・ジョブズ、スティーブ・ウォズニアック氏らによって設立され、アップル1、アップル2でパソコン市場を開拓し、84年のマッキントッシュではアイコンをマウスで簡単に操作できる方式(GUI)を採用してDTP(デスクトップ・パブリッシング)などのデザイン分野に進出し、81年に発売開始されたビジネス向けのIBM PCと一線を画した。90年代初頭には音声や映像を取り込んだマルチメディアの分野で先行し、92年には携帯情報端末(PDA)ニュートン(Newton)、01年にはiPodを発売し音楽配信事業へ、06年にiPhoneで携帯電話分野にも参入した。

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経営の紆余曲折  同社は製品ばかりか、意見の違う技術者や経営者を次々に更迭したり、独自のアイデアで世間を驚かしたりする経営者ジョブズ氏に注目が集まることも多い。ジョブズ氏は83年にペプシコーラの社長ジョン・スカリー氏を社長に招いたが、業績不振の責任を取らされて逆に85年に追放され、ネクスト(NeXT)社を設立して基本ソフト(OS)開発を行うことになる。ところが90年代にマッキントッシュのマックOS開発が行き詰まり、NeXT社のOSが採用されることを契機に97年に復帰し、00年に最高経営責任者(CEO)に復帰するなど波乱の多い経歴を持つ。マックワールドなどの関連イベントでのプレゼン力は評価が高く、これで他社との競争にも勝ってきたとされる。

 アップルは07年に従来の「アップル・コンピューター」という社名から「コンピューター」という文字をはずした。パソコン産業は30年を経て成熟期に入っていると言われ、同社も単なるパソコンメーカーから、生活に密着したソフトの販売も手掛ける総合デジタル家電メーカーに脱皮しつつある。

解説文は09年4月21日更新

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