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手足口病

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図:手足口病患者数の推移:手足口病患者数の推移

手足口病患者数の推移

解説

手足口病とは

 乳幼児の手や足の裏、口の中などに、米粒ぐらいまでの発疹や水泡ができる。水疱は、まわりが赤く、中心が黄色っぽいのが特徴。原因はコクサッキーウイルスやエンテロウイルスなど。主に生後半年から5歳ぐらいまでの子どもがかかる。

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 潜伏期間は3~6日で、38度ぐらいまでの熱や軽いのどの痛みなどの症状がある。発疹や水疱に痛みやかゆみはあまりなく、できてから7~10日で自然に治ることがほとんどだ。

 口の中の水疱が破れると、痛みが出て食事がとれないことがあるため、水分の補給を心がけることが必要だ。

 ほとんどの場合、軽症で治るが、まれに脳炎や無菌性髄膜炎を併発することがある。顔色が悪い、突然の高熱、長く続く微熱、激しい下痢や嘔吐を繰り返すといった症状がある場合は、受診した方が良い。

 主に夏場に流行するが、秋や冬にも発生する。大人もかかる場合がある。

 一度かかると免疫ができるが、原因となるウイルスが複数あるため、再びかかることもある。

 感染者の鼻汁や便から、飛沫や接触で感染する。予防には、よく手を洗う、こまめに洗濯するなどの一般的な方法が有効だ。

 手足口病は世界中で発生し、97年にはマレーシアで、98年には台湾で大きな流行があり、死者も出た。日本では毎年夏を中心に流行している。95年、00年に大流行した。

解説文は10年7月2日更新

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