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朝青龍

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写真:引退会見する朝青龍=10年2月4日、東京都墨田区の国技館、細川卓撮影

引退会見する朝青龍=10年2月4日、東京都墨田区の国技館、細川卓撮影

解説

本名 ドルゴルスレン・ダグワドルジ(どるごるすれん・だぐわどるじ)

現役時の四股名 朝青龍

生年月日 1980(昭和55)年9月27日

出身地 モンゴル ウランバートル

元職 第68代大相撲横綱

学歴 明徳義塾高等学校 卒業

人物  朝青龍明徳(あさしょうりゅう・あきのり)。大相撲の第68代横綱。2010年2月4日、暴行問題の責任を取り、引退を表明した。本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ。モンゴル・ウランバートル出身。1980年9月27日生まれ。15歳でモンゴル相撲を始め、ナーダムの相撲少年の部で優勝した。1997年に日本の明徳義塾高校に相撲留学し、2年後に若松親方(現高砂親方)のスカウトで高校を中退して角界に入門した。

 四股名の由来は高校在学時に世話になった高知県土佐市の青龍寺で、明徳は明徳義塾高校にちなんだ。

 2001年1月場所に入幕し、02年7月にモンゴル人力士として初めて大関に昇進し11月場所、翌年1月場所に連続優勝して横綱に昇進した。

 2004年1月場所、3月場所で2場所連続全勝優勝をはたした。連勝は35で止まったが5月場所、7月場所も優勝し、2004年11月場所から7場所連続優勝の新記録を作った。2005年には年間6場所完全優勝(従来は1966年の大鵬、78年の北の湖、86年の千代の富士、04年自身の5場所)、年間成績84勝6敗(従来は78年北の湖の82勝8敗)の新記録を樹立した。

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草の根からのスタート  2007年7月場所で14勝1敗で優勝したが、場所後の7月25日、左肘痛、腰痛などを理由に「約6週間の加療を要する」との診断書を協会に提出、夏巡業の不参加を届け出たが、モンゴルで中田英寿らとサッカーをする映像が報じられ、日本相撲協会から2場所出場停止、九州場所千秋楽までの謹慎処分を受けた。8月に解離制障害と診断され、協会は謹慎処分を一時解いてモンゴルへの帰国を承認、治療のためモンゴルへ帰国した。11月30日モンゴルから再来日し、謝罪会見を行った。

 2008年1月場所で土俵復帰、14日目まで1敗で白鵬と並び、5年半ぶりの世綱同士による千秋楽相星決戦となったが、上手投げで敗れた。3月場所も13年ぶりの2場所連続横綱相星決戦となったが、朝青龍が勝利し、22回目の優勝を決め、優勝回数が貴乃花と並んだ。

 08年7月場所、9月場所でいずれも途中休場し、11月場所も休場して引退説もささやかれた。しかし、09年1月場所で優勝決定戦で白鵬を破り、歴代単独4位となる23回目の優勝を果たし、復活を遂げた。

引退  しかし、トラブルが絶えず、「横綱の品格」が常に問題視され、2010年1月に起こした暴行問題の責任を取り、引退に追い込まれた。

 暴行問題の発端は写真週刊誌の報道。初場所中の1月16日早朝、泥酔状態で知人を都内の路上で殴ったなどとの記事が伝えられた。当初、個人マネジャーが「殴られたのは自分」と名乗り出ていたが、後日、別の週刊誌が暴行を受けたのはマネジャーではなく別の知人男性と報道し、虚偽が表面化。男性は鼻の骨折で全治1カ月とする診断書の写しを持って警視庁麻布署を訪れた。日本相撲協会の理事会や横綱審議委員会でも問題視され、結果的に現役を退くことになった。横綱が不祥事をきっかけに現役を退くのは、1949年に休場中に野球観戦した前田山、87年12月に失跡騒ぎを起こした双羽黒の例があり戦後3人目。(西村欣也)

経歴 1997年 来日/若松部屋入門/1999年01月 初土俵/2000年07月 幕下優勝/2000年09月 新十両/2001年 新入幕/2001年07月 小結昇進/2002年01月 関脇昇進/2002年02月 若松部屋は高砂部屋に合併/2002年07月 大関昇進/2002年11月 幕内初優勝/2003年01月 幕内優勝、横綱昇進/2003年05月 幕内優勝/2003年09月 幕内優勝/2004年01月 幕内優勝(全勝優勝)/2004年03月 幕内優勝(全勝優勝)/2004年05月 幕内優勝/2004年07月 幕内優勝/2004年11月 幕内優勝/2005年01月 幕内優勝(全勝優勝)/2005年03月 幕内優勝/2005年05月 幕内優勝/2005年07月 幕内優勝/2005年09月 幕内優勝/2005年11月 幕内優勝/2006年03月 幕内優勝/2006年07月 幕内優勝/2006年09月 幕内優勝/2006年11月 幕内優勝/2007年01月 幕内優勝/2007年07月 幕内優勝/2008年03月 幕内優勝/2009年01月 幕内優勝/2009年09月 幕内優勝/2010年01月 幕内優勝/2010年02月 現役引退、廃業

業績  35連勝(歴代5位<昭和以降>、2004年初場所〜2004年夏場所) 7場所連続優勝(史上初、2005) 6場所完全制覇(史上初、2005) 年間勝ち星数84(最多記録、2005) 5年連続幕内年間最多勝(2006) 20度目優勝(所要49場所で史上最速、2007) 25度目幕内優勝(単独3位、2009)幕内成績596勝153敗76休 通算成績(669勝173敗76休)

受賞・入選  幕内優勝25回 殊勲賞3回 敢闘賞3回 スポーツ功労選手勲章(モンゴル国より、2002) 年間最優秀力士賞(報知新聞社、2002〜2005) 高知県須崎市特別名誉市民(2003) 報知プロスポーツ大賞(2004) 2004年度内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞(2005) 毎日スポーツ人賞グランプリ(2005) 朝日スポーツ賞(大相撲で史上初となる7連覇と年間6場所完全制覇を同時に達成で、2005年度) 日本プロスポーツ大賞(2005年度) 労働英雄賞(モンゴル政府より、2009)

著書 「一番、一番!真剣勝負」(日本放送出版協会、2006)

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解説文は09年2月5日更新

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