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09月22日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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ミダス王の誘惑

 「ミダス王の誘惑」は、大阪大特任教授の小野善康さんが、混迷する経済・金融を読み解くコラムです。続きを読む

 ミダスとは、ギリシャ神話に登場する王様で、神に頼んで自らが触れたものを黄金に変える能力を授かったものの、食べ物に触れると黄金に変わり、食べることができなくなったという逸話の主人公です。また、「王様の耳はロバの耳」の王でもあり、これは都合の悪いことを隠そうとしても、いつかは広がってしまうという内容です。

 小野さんはコラム執筆にあたって、「今の日本でも、人々は物やサービスよりも、お金を欲しがり、物が売れずに長期不況を招いている。その結果、資産は増えているのに経済活動は停滞し、雇用条件の悪化や不平等など深刻な問題を起こしている。政府からは都合のいい話ばかりが聞こえるが、ミダス王が陥った誘惑の罠(わな)と同じではないか。これらの問題を経済学の立場から考えてみたい」と語っています。

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(ミダス王の誘惑)高齢化対策より子育て支援(2017/9/1)

■小野善康・大阪大特任教授 日本では、2008年ごろから人口が減り始め、少子高齢化社会に突入した。日本の高齢化率(65歳以上)は世界でも突出して高い約27%だ。 人口減少で問題になるのが総生産力の低下…[続きを読む]

小野 善康(おの・よしやす)氏

 東京都出身。1973年に東工大工学部卒、79年に東大院博士課程修了(経済学)。90年から大阪大社会経済研究所教授を務め、2016年4月から同特任教授。10年に内閣府経済社会総合研究所長を務めた。著書に「成熟社会の経済学」など。65歳。

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