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09月19日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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 徳島県神山町は人口約5700人で高齢化率48%。スダチの生産量こそ日本一ですが、大きな企業や目をひく観光名所、レジャー施設があるわけでもない、典型的な過疎の町です。それでも、8年ほど前からIT関連企業のオフィス進出が相次ぎその数16社、アーティストや技術者ら移住した人々は161人にのぼります。「いま、日本で一番元気のある町かもしれない」。地方問題を長く取材してきた神田誠司・編集委員がその理由を探り、解き明かしていきます。

第1部 グリーンバレーの軌跡

第2部 IT企業が来た

第3部 移住者たち

第4部 せかいのかみやま

神田誠司(かんだ・せいじ)

1959年生まれ、83年朝日新聞入社。大阪社会部、政治部などで記者・デスクを経て、地方問題担当の編集委員。地域再生に取り組む全国各地を取材。著書に「釜ケ崎有情」(講談社 2012)、「東京都の『外形標準課税』はなぜ正当なのか」(公人の友社 2000)、「いま、地方で何が起こっているのか~崩壊と再生の現場から」(公人の友社 2008/共著)

鈴木智之(すずき・ともゆき)

1990年生まれ、2014年入社。さいたま総局を経て15年から徳島総局員。神山町のほか、県南部の自治体や教育、防災分野を担当。

筆者紹介

神山町Profile

 人口:日本人5659人、外国人45人。計5704人(2016年9月1日現在)
 面積:173.31平方km(徳島県内24自治体の中で9番目に大きい)
 気候:年平均気温は14℃前後、年間降水量は2100mmほど。地区によっては冬に数センチの積雪がある。
 歴史:1955(昭和30)年、阿野、下分上山、神領、鬼籠野、上分上山の5村が合併して誕生した。

(神山町公式サイトから)

■神山町アラカルト■

写真・図版

「地方創生の鍵、神山町に」 石破前大臣も認めた先駆例 (2016/12/2)

IT企業が次々とサテライトオフィスや本社を構え、移住者の起業が相次ぐ徳島県神山町には、3年間に約1千団体、約6500人もの視察者が詰めかけている。今年8月までほぼ2年間、地方創生担当大臣をつとめた石破茂衆院議員は「神山町は地方創生のモデル…[続きを読む]

 都会から地方に移住する若者が増えている。それも、旧来の移住者像とは明らかに違う若者たちだ。そのうねりは全国に広がっているようにも見える。地方問題を長く取材し、連載「神山町の挑戦」を担当した神田誠司記者が、「田園回帰」の現場をたどった。

 薬剤師と聞いて、どんな仕事を思い浮かべますか? 過疎化が進む徳島県の山間部、人口約660人の徳島県美馬市木屋平地区にある「こやだいら薬局」の薬剤師たちは、白衣を着て調剤をするだけではありません。お年寄りの家を回って薬を届け、血圧や体重を測って健康状態を調べたり、食事について助言したり。時には生活上のちょっとした手伝いも引き受けます。高齢者の暮らしを丸ごと支えようと、NPO法人をつくって薬局を開き、間もなく7年。彼らをサポートする診療所の医師、高齢者の送迎サービスを担う住民と一体で、「地域医療」を実践しています。入社4年目の記者が、その現場を訪ねました。

筆者紹介藤波優(ふじなみ・ゆう)

 1989年生まれ、千葉市出身。2013年に入社し、さいたま総局を経て2014年から徳島総局員。現在は徳島県政や上勝町、勝浦町を担当。母親が介護の仕事をしており、医療や介護の分野に興味がある。
 「木屋平で取材を終えると周りは真っ暗で、足元ばかり見ていましたが、ふと視線をあげると、降るような星空に感動しました。帰り道、運転しているとシカが目に入り、毎回、驚かされます」

■大型インタビュー■
■地方活性化の「フロントランナー」たち(週末別冊「be」より)■
■地方問題を考える(朝日新聞の連載より)■
  • (1)「京の隠れ里に住んで」

    京都市中心部から車で約1時間半、市最北端にある久多(くた)。平安時代には古文書にその名が表れる、清流と古民家の山里です。約90人が住む集落の暮らしをお伝えします。

  • (2)脱・一極集中

    人口減少とグローバル化の進展で、東京一極集中が加速し、地域の閉塞感が強まっています。各地の暮らし、雇用の現場で、いま何が起こっているのか、そこから脱するにはどうすればいいのか。現状を報告し、処方箋を探ります。

  • (3)「360°」

    政治をめぐる事象や動きをあらゆる角度から切り取る「360°」。朝日新聞日曜日朝刊で掲載分から地方自治に関する記事を抜粋して紹介します。

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