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トプカプ宮殿の至宝展〜オスマン帝国と時代を彩った女性たち〜
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宮廷文化と秘められた世界・ハレム


薄いベールを被った若い女性像
1710-20 年 トプカプ宮殿博物館所蔵

スルタン・アフメット3世の宮廷工房で活躍し、オスマン帝国の伝統的絵画を大成させたことで名声を博したレヴニーの作品。当時の宮廷人、若い男女、外国人などのファッションを描いた作品集からの一枚で、イスタンブールの若い女性の衣装が克明に描かれる。

 1453年にイスタンブールが帝都となった後の1478 年以降、トプカプ宮殿は4 世紀近くにわたってスルタンの居城となりました。宮殿の外観は、その主の力に比べると建築上は地味なものでしたが、「豪奢は戦争より安上がりである」との東方の治国の知恵から、スルタンは目を見張る豪奢な衣服や宝飾品を身につけ、惜し気なく金銀や宝石を用いた品々を用いました。宮廷は、公務の場と、男性のくつろぎの場、そして女性たちのみの秘められた世界・ハレムからなっていました。ハレムの女性たちは、豪奢で優雅な生活を送っていましたが、我が子の皇位継承をめぐって、水面下では熾烈な闘いが展開されていました。



チューリップ文様のカフタン
1575-1595 年 トプカプ宮殿博物館所蔵

スルタンは当時非常に貴重であった絹製のカフタン(長衣)を着用したが、色やデザインは自由で、スルタンの好みによりさまざまなものが作られた。本品では、トルコ原産のチューリップを大胆にデザイン化している。

象牙製化粧箱
18世紀 トプカプ宮殿博物館所蔵

この高さ21.5cm の象牙製化粧箱の中は2 層に分かれ、上段には瑪瑙(めのう)・オパール・鼈甲(べっこう)の6 個の化粧品入れが、下段には、宝石で装飾されたロウソク立てなどが、蓋の内側には鏡が納められている。細部に至るまで豪華な材料を用いて入念な細工が施されており、帝国の豊かさがしのばれる。

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