飛行機を快適に過ごすベビーグッズとは
2008年6月3日
旅先のベビーは珍しいものを見つけて、勝手に遊び方を見つけてくれることも多いようです。
<機内のベビーミール> 航空会社が用意してくれたベビーミール。ちょっと小さなベビー向けすぎました。
さて、1歳になる娘ユウカを連れての初めての海外旅行。飛行機での気圧対策もバシネットも(前回参照)もバッチリ。ユウカをおなかに抱っこして、シートベルトを締めたところで、いざ、飛行機の出発! となる。
飛行機がゆっくりと滑走路を動き始めるときは「キャッキャッ」とご機嫌♪ でいたものが、いざ加速の段階になると「ウギャーッ」と泣き出した。ゴーッという音が怖いのだ。
わわわ、さあ、困った。頭をなでたりして落ち着かせるけれど、おさまらない。周りの人の迷惑なんて顧みてくれるわけもない……けれど、飛行機の中は轟(ごう)音でうるさいからか、周りの大人も必死なのか、案外と周りの注意をひかずに、ここはあわて損。
加速が増してグーンと飛行機が空に飛び立ち、徐々に高度があがってきたところで、私は用意していたアレをすかさず取り出した。
そう、「出せば絶対に飲む野菜ジュース」。
ストローを挿して口に入れると、思った通りにチュウチュウ、ゴクゴク。これで、変わっていく機内の気圧で耳が痛くなるのを防げる。ところが、のどが渇いたのか、勢い込んで飲んだため、飲み終わってもまだ飛行機は上昇中。そこで、今度はおしゃぶりに変更して、とにかく吸ってもらう。もう少し大きくなったらアメをなめてもいいのだけれどね。
これで、第一難関の「気圧対策」は突破した!
次は、シートベルトサインが消えたらあと5時間を、いかに飽きずにおとなしく過ごしてもらうかである。
私が機内に持ち込んだものは
(1)ベビーミール、お菓子、離着陸時用ストローで飲むジュース
(2)音が出ない(小さい)おもちゃ、絵本(遊びに広がりのあるもの)
(3)大きめのバス用ガーゼ、古いスカーフ(寒さしのぎ)
(4)着替え一式(万が一にそなえて!)
いつおなかがすいても、そそうをしても、眠くなってもいいように、と、気ままなベビーのための「いつなんどきでもグッズ」をそろえてみた。
おもちゃは、絵本が一番もちがよかった。それから、ケロロ軍曹のねじ巻き人形。タイヤで走り回るし、ネジがジーッと静かな音を立てる。急に泣き出した時用には、キューッと鳴いて気をひいてくれる人形など。遊びに広がりがでるものがいいらしい。
あとは、機内の真っ赤なプラスチックコップが気に入ったらしく、片手に持ってブンブン振り回して遊んでいた。なので、お願いしてずっとそれを借りておいた。
航空会社によっては、おもちゃをくれたり、貸し出してくれたりするところもある。乗る前に聞いておくと、無駄に荷物が増えずにすむ。ベビーミールも、前もってお願いしておけば用意してくれるところがほとんどだ。
さて、ユウカは私のおなかの上にのぼって(けっこうキツイ)後ろの席の人にバイバイしたり、テレビ画面を眺めたり、アテンダントさんのスカートを引っ張ったり(ゴメンナサイ!)、トイレのおむつ替えシート横の香水の瓶を持って自分の頭に振りかけたり!(頭を洗いました……)と、飛行機の中はいたずら場所が尽きず、思いのほか飽きないらしい。
まあ、人に迷惑さえかけないでくれれば……と思ううちに、バシネットでスヤスヤZZZzzz。
5時間くらいなら、案外どうにかなるものらしいとわかった。よし、次はシンガポールからマレーシアにぬける「マレー鉄道」に連れていきたい! とは思うものの、やっぱりベビーのご機嫌をうかがいつつ、ですね。
到着してからのベビーグッズ手配ほかは、またいずれ。
♪ ♪ ♪
旅のA to Z その58
機内には「いつなんどきでもグッズ」を揃えつつ、
用意してもらえるものを確認しておこう
立教大学在学中にカナダ・オーストラリアに留学。卒業後ボストン大学修士課程でジャーナリズムを専攻し、通信社・出版社を経てフリーランスで活躍中。趣味と仕事で世界をぶらり、旅した国は40カ国を超える。旅やカルチャーをテーマにした連載も多数。最新刊『気持ちが伝わる英会話のルールとマナー』(日本実業出版社)が好評発売中!
他に著書として『海外ネット通販百科』、共訳書に『悪魔のマーケティング』(日経BP社)など。著書と同名のブログ『恋する英語』はこちら。