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2011年11月19日17時42分
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高松琴平電鉄が開業100周年 破綻から再生、黒字化

写真:開業100周年記念のラッピング電車と挙式したことちゃん(左)、ことみちゃん=香川県琴平町拡大開業100周年記念のラッピング電車と挙式したことちゃん(左)、ことみちゃん=香川県琴平町

図:「ことでん」路線図拡大「ことでん」路線図

 「ことでん」の愛称で親しまれている香川県の高松琴平電鉄が18日、開業100周年を迎えた。10年前に経営破綻(はたん)したが、ゆるキャラの制作やレトロ電車の運行など、あの手この手の取り組みで会社再生を果たした。

 同県琴平町の金刀比羅宮でこの日午前、イルカのゆるキャラ「ことちゃん」「ことみちゃん」の結婚式があった。経営破綻後、「ことでんは要るか(イルカ)?」というメッセージを込めて作ったキャラで、苦難を乗り越え迎えた記念日に永遠の愛を誓った。

 ことでんは高松市と琴平町、さぬき市を結ぶ3路線、総延長60キロ。1日平均約3万人が利用。前身の東讃電気軌道が1911(明治44)年に開業。2001年に債務保証先の子会社、百貨店「コトデンそごう」の倒産で、高松地裁に民事再生法の適用を申請した。

 新経営陣が利用客に意見を募ると、「駅員があいさつしない」「駅や電車が汚い」など数千件の苦情が来た。改善に努め、06年度に黒字に転換した。

 ことでんは「動く電車博物館」とも呼ばれる。阪神や近鉄、京浜急行、名古屋市営地下鉄などの鉄道の引退車両を譲り受け、再利用している。07年の全線冷房化で大半が引退したが、大正〜昭和初期のレトロ電車4両は保存され、毎月特別運行する。真鍋康彦社長は「100年後も愛される鉄道を目指したい」と話す。(島脇健史)

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