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梅満開 めでる人なき偕楽園 震災で被災、閉園中

2011年3月26日14時10分

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写真:満開の梅の下で偕楽園の被害状況を確認する茨城県の作業員。閉ざされた門のすき間から梅をのぞき見る市民もいる=水戸市常磐町、東郷隆撮影拡大満開の梅の下で偕楽園の被害状況を確認する茨城県の作業員。閉ざされた門のすき間から梅をのぞき見る市民もいる=水戸市常磐町、東郷隆撮影

写真:満開の梅の下で偕楽園の被害状況を確認する茨城県の作業員。閉ざされた門のすき間から梅をのぞき見る市民もいる=水戸市常磐町、東郷隆撮影拡大満開の梅の下で偕楽園の被害状況を確認する茨城県の作業員。閉ざされた門のすき間から梅をのぞき見る市民もいる=水戸市常磐町、東郷隆撮影

 水戸市にある国指定史跡の偕楽園は、今回の震災による地割れや土壁の崩壊で、閉園が続く。例年なら1日に数万人が訪れる春の観光シーズンだが、満開を迎えた100種類3千本の梅をめでる人もなく、ひっそりとしている。

 茨城県偕楽園公園課長の横田義彦さんは「こんなに咲いているのに誰も見てくれないなんて」と嘆く。梅林は被害を免れたが、約13ヘクタールの庭園の南側の崖で約120メートルにわたり地割れが発生。危険を避けるため閉園した。再開まで半年から1年かかりそうだ。

 木造3階建ての休憩所「好文亭」は土壁が崩れた。11日の地震発生当時は、観光客が50人ほどいたが、けが人はいなかったという。

 水戸市を1年に訪れる観光客約400万人のうち3分の1が、2月下旬から3月末までの梅の見ごろに偕楽園などに来る。しかし今年は震災以降、人が途絶えたまま。JR常磐線は上野―土浦間しか復旧しておらず、市内のホテルのほとんどで休業中が続く。

 国指定の特別史跡・弘道館も壁に亀裂が入り、戦時中の空襲でも破壊を免れた高さ3メートルの弘道館記碑も破損した。学芸員の小圷(こあくつ)のり子さんは「倒れずに残ってくれただけでうれしい。また元の姿に戻し、多くの人に来てもらいたい」と話した。

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