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私の幸せ釣りスタイル

文:ふくだあかり

2009年10月6日10時26分

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 食べたいと思った魚を釣り、食べたいと思った料理を作る。そして、その料理にぴったりのお酒といっしょに味わう…。

 釣りは、魚との勝負はもちろん、その後の「アフターフィッシング」を楽しむのも妙味の一つだ。

 食べごろの魚がたくさん釣れた日は、帰宅途中の車の中で、「どう料理しようかな? 新鮮だからまずはお刺し身! お寿司にしてもおいしいよね。その後はムニエルにしようかな? 残ったアラはアラ汁にしよう!!」などと考え、いつもウキウキした気分になる。

 家に帰り着くと手際よく釣り道具を片付け、すぐにキッチンで魚さばきに取り掛かかる。例えばヒラメが釣れた日は、お刺し身、にぎり寿司、アラ汁を手際よく作る。そして、料理が完成に近づいたところで、キンキンに冷やしたビールをぐいっと飲む。釣りの後で、心地よく疲れた体にビールが染み込む感じで、これがたまらなくうまい。そして、冷やした日本酒をちびりちびりやりながら、お刺し身などの料理を思う存分いただくのだ。

 私は、このひとときを「ひとりお疲れさまタイム」と呼んでいる。きっと、私は、この至福の時を過ごしたくて、また釣りに行くのだと思う。

 「アフターフィッシング」は、ひとりでも十分楽しめるが、釣った魚を料理してくれる料理屋に行くのもいい。私の行きつけは、東京タワーのすぐ近く、港区の東麻布にある日本料理屋「逢坂」。ちょっとおしゃれで、魚料理に合う「山間」や「而今」などの珍しい日本酒が置いてある。さらに、大将が見事な魚料理を作ってくれる。

 また、釣り談議を楽しみたい時は、江東区の門前仲町にある下町のアットホームな雰囲気を味わえるお店「S&S」に行く。釣り好きな店主と、「月の輪酒造」の一級品を飲みながら釣り談議をする。

 これからの季節、ますます魚がおいしくなる。脂の乗ったサバで、シメサバを作ったり、塩焼きにしたり。そういえば最近、カサゴのみそ汁を食べてない…。

 そんなことを考えながら、次の釣りを計画する時間もまた楽しい。

 さて、次は何を釣りに行こうかな…。

プロフィール

ふくだあかり

アングラー(釣り師)。81年、茨城県生まれ。168センチ、O型 趣味:釣りと利き酒 特技:キャラクターを描くこと。

07年、趣味で釣りを始める。これまでに行った釣り場は数知れず、今でも週に1〜2回のペースで、全国各地の海、山、川に行っている。08年には、1年間に100種類の魚を釣る目標を達成。釣りブログ「百目」が、釣りファンから注目を集めている。本エッセーでは、女性の視点から魚釣りの魅力をご紹介します。

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