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サイパンでGT釣りに初挑戦!(上)

文:ふくだあかり

2009年11月27日11時53分

写真:ホテルからのナイスビュー♪拡大ホテルからのナイスビュー♪

写真:さぁ、今から出発です!拡大さぁ、今から出発です!

写真:GTのポンイントは意外と陸から近いんです拡大GTのポンイントは意外と陸から近いんです

写真:徳永キャプテンと♪拡大徳永キャプテンと♪

写真:初めてのビッグファイトにあたふた・・・拡大初めてのビッグファイトにあたふた・・・

 冷たい雨が降り続く11月、東京を脱出して、サイパンを訪れた。成田から飛行機で3時間ちょっと。真夏のような日差しと青空がまぶしい常夏の島。時差も1時間だから時差ボケもない。

サイパンの目的? それは、もちろん、釣り。それも大物。ジャイアント・トレバリー「GT」を狙うのだ。釣りファンには憧れの魚。これに加え、ジギングでイソマグロやワフーといった大物も狙うというぜいたくさ。3日間、船に乗りまくった釣行紀のはじまり。

今回、お世話になったのは、マリアナリゾートでフィッシングガイドをしている徳永洋一キャプテン。この方なしでは、今回の釣行はありえなかったほど、お世話になった。

が、到着早々、期待に胸をワクワクさせている私に、キャプテンがつぶやいた。

「海が荒れていて、3日間、船が出せないかもしれないよ」

「そ、そんなぁ・・・・」

今の時期、サイパンは乾期で、雨なんてめったに降らないし、海が荒れることもほとんどない。まさに予想外。

「神様、お願いします・・・」

到着した日の夜、ホテルで大事な道具達をセッティングして、お祈りをしながら、明日に備えた。

釣行1日目。

お祈りがきいたのか、なんとか船は港を出ることが出来た。

が、天気はいいが、波が高く、海は大荒れ。まずはGTのポイントへ行ったが、波と風がハンパではない。グラグラと揺れる足元。慣れないヘビータックル。過酷な状況に体が負けてしまって、うまく投げることができないのだ。

海の透明度が80メートル近くもあるため、遠くにキャストしないと釣れる確率がずっと下がってしまう。初めて使うルアーにも四苦八苦。投げるのも大変、投げた後にロッドを動かすのも難しい。まったく情けない。キャストが決まらないから、魚が釣れる気配はまったくない。

仕方なしに、いったん、場所を少し移動して、投げずに船下にルアーを落として釣るジギングに変更。まっすぐに、ルアーを落として、テンポ良くしゃくり上げる。これなら、足下が悪くても何とかなる

開始早々、ガツン!ときた。

引きを楽しみながら巻き上げていると、ふっと軽くなった。なんと、ばらし。

魚群探知機の反応や魚の引きから見て、かかっていたのはワフーのようだ。日本名カマスサワラ。外見は大型のサワラだ。

その後も、何度もかけることはできるが、アシストフックが切れたり、リーダーが切れたり、フックが外れたり・・・。歯が鋭いから、ぜんぶ切られてしまって、まったくあげることができない。

こうなれば、まだ足下が悪い方がまし、ということで、再びGTポイントへUターン。

GTはとにかくキャスティングが重要だ。練習のつもりでキャスティングを繰り返していたら、なんと、いきなりヒット!! 

キター!!と思って、リールに手をかけたとたん、シーン・・・・。わずか4秒でバラシしてしまった。あせってアワセがまったくできていなかったらしい。

結局1日目はワフーのバラシ多数(数えきれず)に、GTの4秒ファイトで終わってしまった。う〜ん難しい、GTもワフーも。難敵だ。

明日は、がんばるぞ。何としてもリベンジを!

プロフィール

ふくだあかり

アングラー(釣り師)。81年、茨城県生まれ。168センチ、O型 趣味:釣りと利き酒 特技:キャラクターを描くこと。

07年、趣味で釣りを始める。これまでに行った釣り場は数知れず、今でも週に1〜2回のペースで、全国各地の海、山、川に行っている。08年には、1年間に100種類の魚を釣る目標を達成。釣りブログ「百目」が、釣りファンから注目を集めている。本エッセーでは、女性の視点から魚釣りの魅力をご紹介します。

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