道産子「魂」、機内誌で特集 エア・ドゥ2007年06月07日 北海道国際航空(エア・ドゥ)が「世界へ向けた挑戦」に熱い視線を注いでいる。といっても、国際線に就航しようというのではない。芸術やスポーツ、実業界で「世界へ」と飛躍し始めた道産子を発掘・紹介する熱い特集を、機内誌「ラポラ」で始めた。
最新の「ラポラ」6月号は、津軽三味線奏者の新田昌弘さん(23)を取り上げた。 新田さんは札幌市出身。14歳で全日本津軽三味線東京大会で優勝。現在は韓国、東南アジア、米国など海外でライブ活動を続けている。 「海外へ出たことで純粋に三味線が楽しめるようになった。伝統を守りながら自分で演奏を進化させている」と同誌に語る。挑戦し続ける天才異端児の素顔をつづった。 特集担当は、エア・ドゥ営業本部の熊倉万里子さんだ。「東京で活躍する道内出身者は多くなってきた。次は世界へ。勇気を持って飛び立とうとする道産子を紹介したい」 特集のタイトルは「道産子ソウル――北海道発、世界へ」。今年4月の機内誌のリニューアルで始まった。まだメジャーな存在ではないが、「魂(ソウル)を持ち、地道に頑張る道産子」がテーマだ。 5月号では切り絵で「北海道からアートを発信する起爆剤になりたい」という日高支庁新ひだか町(旧静内町)出身の切り絵師、原義一さん(34)を取り上げた。 昨年夏、「ナイキチャイナ」のポスターに原さんの切り絵が採用された。特集で、原さんは、バスケットボールの選手に立ちはだかる巨大な敵の姿を躍動感あふれる切り絵で描いたポスター制作の秘話を明かしている。 4月号の道産子は北海道日本ハムファイターズの専任通訳、岩本賢一さん。7月号では、生活雑貨の販売で東南アジア進出をめざす砂川市の会社社長、今井浩恵さんを取り上げる予定だ。 熊倉さんは意気込む。 「道内のお客様には『世界へいっしょに羽ばたきませんか』と。東京のお客様には『経済は厳しいが北海道は頑張っている』と伝えたい。取り上げたい道産子はまだまだ多いです」 この記事の関連情報 |