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2013年3月4日11時58分
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引退の函館市電オークションに 55年製、都電から転身

写真:売却される市電。引退の1年ほど前から都電カラーで市内を走った=函館市駒場町の市電駒場車庫拡大売却される市電。引退の1年ほど前から都電カラーで市内を走った=函館市駒場町の市電駒場車庫

 北海道函館市内を40年間にわたって走り、3年前に引退した市電「1000形」1両を、同市企業局が一般競争入札で売却する。元々は東京都の都電として走っていた車両で、二つの都市で市民の足として活躍した。同企業局は「大切にしてくれる人に引き取ってもらえたら」と話す。

 売却される車両は1955年製。全長12・5メートル、幅2・2メートル、重さは約8トンで、都電時代は「7000形」を名乗っていた。丸みを帯びた車体が特徴。都電には現在も7000形があるが、車体はいずれも新しい角形に換えられおり、函館市のものは製造時のままの貴重な車両だ。

 函館市が70年に購入した10両のうちの1両で、2010年3月の引退後は車庫に置かれてきた。通常はスクラップになるが、ファンらから「保存してほしい」との声があり、同企業局が活用法を検討、初の試みとして入札を実施することにした。最低価格は、鉄くず価格の5万7600円。売却対象はパンタグラフや台車部分をのぞいた車体のみで、5年間は転売せずに市内で保管することなどが条件。運送料も落札者負担。

 入札受付の締め切りは6日で、入札は13日。詳細は企業局のホームページで。問い合わせは同局経理課(0138・27・8722)へ。

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