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古式ゆかしく宝くじ、発祥の地で146年ぶり復活 大阪

2009年11月18日18時0分

写真:再現された「箕面富」=15日午後、大阪府箕面市、小玉重隆撮影再現された「箕面富」=15日午後、大阪府箕面市、小玉重隆撮影

写真:きりで木箱の中を突いて当選者を決める住職ら=15日午後、大阪府箕面市、小玉重隆撮影きりで木箱の中を突いて当選者を決める住職ら=15日午後、大阪府箕面市、小玉重隆撮影

 宝くじ発祥の地とされる大阪府箕面市の瀧安寺(りゅうあんじ)で15日、古式にのっとった富くじ行事「箕面富」が146年ぶりに復活した。江戸時代から寺に伝わる木箱に参加者の番号を記した木札を入れ、穴から柄の長いきりで突く儀式を再現。紅葉が美しい境内には約800人が詰めかけた。

 箕面富は鎌倉時代の書物にも記された正月の伝統行事。江戸時代に大流行し、各地に広まったとされる。しかし、明治時代に富くじが法律で規制され、途絶えたという。

 寺の檀家(だんか)らでつくる実行委員会が、地域の活性化につなげようと約3年かけて準備。富くじ参加札付きのお守りを千円で売り出したところ、約400人が買ったという。

 13人の当選者には、賞金ではなく、歴代住職だけが知る秘法で10日間かけて祈祷(きとう)し、本尊・弁財天の気を封じ込めたという招福や家内安全のお守りとお札が贈られた。

 山本照覚(しょうがく)住職(70)は「年がいもなく緊張しましたが、来年もぜひ続けたい」。

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